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ブログ 住まいの買い換え

老後の住み替え、不動産を買い換える時の注意点5つ

 

 

50代、子育てが一段落し定年が近づいてくると、ライフスタイルの変化に伴う家の住み替えを考えるようになってきます。

 

減築という言葉が使われるようになって久しいですが、広い家や狭小住宅などは老後の住まいとして負担が大きくなります。

 

老後に向けた不動産の買い換えで注意することにはどんなことがあるでしょうか、ここでは5つあげていきます。

 

1.健康的な住まい選び

日本人の健康寿命は男性が72歳、女性が75歳です。今元気だったとしても、10年後20年後も同じ生活ができるとは限りません。

 

老後も生活しやすい住まいとしては

・広すぎない

・階段が多くない

・外気温の影響を受けにくい

・メンテナンスしやすい

などの住宅を選ぶと老後も住みやすくなります。

 

なぜなら、家が広すぎると掃除や管理が大変で、庭の手入れは負担になります。

 

狭小住宅は3階建ての家も多いですから老後は階段の上り下りを苦痛に感じる人が増えます。

 

また断熱性が低い家では健康管理に影響がでますし、快適な室温にするために光熱費もかかります。

 

また、段差が少ない、手すりがある、車いすが通れる広い廊下などのバリアフリー設計を取り入れるとなおいいでしょう。

 

2.暮らしやすさを意識した住まい選び

子育て時代は子供中心で自分のことは二の次だった人も多いことでしょう。

 

老後に向けた住み替えは、夫婦がストレスのない充実した生活を送るための暮らしやすさも重視します。

 

・日常生活の質を高めるために買い物先、病院、駅などが近くにある

・生活を豊かにするための趣味や地域活動などが続けられる環境

 

身体は年齢を重ね衰えを感じるようになるとると、必要なものが近くにあることで身体への負担が軽くなります。

 

趣味や地域活動などの楽しみが長く続けられる環境も必要で、将来引きこもってしまうような家選びは避けたいものです。

 

3.マンションか戸建てか

マンションと戸建てどちらがいいのですか?と相談を受けることがありますが、個々が思い浮かべる老後のライフスタイルによります。

 

マンションの特徴

マンションはセキュリティ面で安心感があります。

 

共用部のメンテナンスは管理会社がやってくれますし、エレベーターがあれば階段を使う必要が無いので、足腰が弱くなっても身体の負担が少なく長く住むことができます。

 

けれど管理費や修繕積立金が毎月かかります。将来的に建て替えなどの問題に直面する場合も考えられます。

 

戸建の特徴

一方、戸建の管理はすべて自分でしないなりませんが、メンテナンスの時期や内容の自由度は高くなります。

 

庭があればガーデニングや家庭菜園などを楽しむことができ、外出しなくても身体を動かせます。

 

***

マンションにも戸建てにもそれぞれメリットデメリットがあるので、夫婦で老後をどう過ごしたいのか良く話し合って決めることをお勧めしています。

 

孫が遊べるように庭が欲しいなどの希望を聞くことがありますが、孫はあっという間に成長していきます。

 

おじいちゃんおばあちゃんと慕ってくれるのは10歳くらいまででしょう。あくまで夫婦二人の生活を考えてマンションか戸建てかを決めます。

 

またマンションか戸建てかは、以下の4.資金計画や5.リセールバリューによっても答えが変わってくると考えます。

 

4.買い換えの資金計画

住み替えや買い換えに限らずですが、不動産の購入の際は資金計画が重要になります。

 

得に買い換えは売却と買付けを短い期間で行わないとなりません。50代や60代になってからのローンも慎重になりますね。

売却する物件の価格査定や手元資金の把握の他、老後の生活を圧迫しないような計画を立てなくてはいけません。

 

ライフプランをシミュレーションし無理のない支払いプランを立てます。可視化することで安心感が増すでしょう。(ライフプランシミュレーションは弊社でも行っています)

 

5.将来売りやすい不動産を選ぶ

上記1.~4.でも住まいを探すことはできます。

 

ただ、新しい住まいで生活をスタートさせても、新たな住み替えや施設に入るなどで、再度、売却が必要になる可能性もあります。

 

また、家族が相続して売却に困るような不動産は選びたくないと思います。

 

そのため、購入物件の将来的な価値、売りやすさも考慮したいところです。

 

駅に近い物件やアクセスの良い場所、人気エリアのマンションなどは、将来にわたって売りやすい傾向にあります。

 

売却しやすい物件を選ぶとなお安心です。

 

まとめ

老後に向けた不動産の買い換えで注意することは5つあげました。

 

1.健康的に過ごせる住まいか

2.暮らしやすい環境や住まいか

3.戸建てとマンションどちらに住むか

4.住まいの買い換えの資金計画

5.将来も価値が下がらない売りやすい不動産か

 

夫婦それぞれ思い描く老後の姿があると思います。場合によっては夫婦で意見が分かれるかもしれません。

 

その場合はお互いに譲れるもの譲れないものの優先順位を考え、折り合いをつけて後悔のない住まいの買い換えを実現させてください。

 

 

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